景観市民ネットから
景観市民ネットから : 景観市民ネット 公開研究会開催のお知らせ
投稿者 : shozo 投稿日時: 2018-06-15 14:42:28 (1610 ヒット)

エコロジカル・フットプリント“地球一個で暮らす知恵”
 
景観市民ネットでは、「よりよい景観を守り育てるには、その基本となっている環境についても提言していく必要がある」という考えに立ち、2010年、循環型社会の名著「ナチュラルステップ」(スエーデンの医師・カール=ヘンリック・ロベール著1996年に出版)の新装再出版を出版社と協働で実現しました。
 循環型社会の実現は、待ったなしの状況にあるいま、景観市民ネットでは、1991年カナダの学者を中心に「地球一個分の暮らし」を提唱した、「エコロジカル・フットプリント(以下EF)」について、公開研究会を企画しました。
 日本政府は、2006年、循環型社会の一つの指標としてEF導入を閣議決定。EFによると、2017年75億の人類が住む地球はすでに1個では足りず1.9個、地球の全人類が日本人の生活レベルだったら、地球は2.9個必要とされ、2016年地方自治体としてはじめてEFを導入した京都市は2.0個でした。
 今回の研究会を機に、市民グループ、個人、地方自治体、教育現場などで環境の指標として、EF導入への検討が高まることを期待しています。

■日時 2018年7月28日(土)午後1時半〜4時半
■会場 調布市国領市民プラザあくろす2階会議室
(京王線国領駅そば)







■参加費 1000円 申込み不要
■講師
和田喜彦さん(同志社大学経済学部教授 EUキャンパス支援室長)
伊波克典さん(グローバル・フットプリント・ネットワーク沖縄オフィス研究員)
清野比咲子さん(WWFジャパン、自然保護室、フットプリント担当)
泉 浩二さん(NPO法人エコロジカル・フットプリント・ジャパン理事)        
                     
    プログラム(予定)

PМ1;30  開会、主催者趣旨説明
PМ1;45  特別講義
        和田喜彦さん 「EF誕生の背景、意義」20分
        伊波克典さん 「EFの計算用」    40分
        清野比咲子さん「日本の自治体のEF活用の現況」
                           20分
        泉浩二さん「クイズに挑戦 EFの実践的活用」  
                           20分
PМ3;30  休憩
PМ3;45  質疑応答
PМ4;30  閉会
        終了後懇親会を予定しています。ご参加ください



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