2015年10月10日(土)13:30~ 調布市市民プラザあくろす(国領)
出席者9名
・事務局から
12月の市民集会について
日時:12月12日(土)13:30~16:30
会場:狛江泉の森会館
集会の内容について意見を出し合う。
景観市民ネットができてから10年たったので今までのまとめのようなことができないか。
今までやってきたことを振り返って、これからどう対応していく必要があるか。
10年前とは活動の中身、方向が変わってきているのではないか。
行政や事業主(住民対策会社等)の意識の変化もあるのではないか。
住民参加がどのように行われるようになったか。
10年間の折々のケースを振り返って、意見交換したり清水先生にまとめてもらったりして、時代を追いつつ問題を提起するような形にしてはどうか。
(候補として、国立、関さんの森、湯立坂(文京区)、調布、ときわ台、町田…等があがる。)
今後調整していくことにする。
各地の活動報告
・調布道路問題
国分寺崖線の世田谷区の崖面から見つかった、7世紀頃の物とみられる貴重な殿山横穴墓群が、道路建設工事で破壊される危機にある。
設計変更を求める署名が始まっている。
・ときわ台
常盤台駅80周年記念展を開催した。駅舎や町並みが南宇都宮駅と似ているのでいろいろ調べたりした。
中央図書館問題でも、決定の場に区民が携われないという問題がある。
分譲当時の古い建物を残す活動をしていきたい。
・小石川植物園
正門側の塀は地盤の問題でL字型基礎ができなくなって再検討していたが、I型にする方針が決まったようで、文化庁に現状変更申請をしている。
今度は温室の建て替え工事に伴う、北側の2項道路の問題が出てきた。建築確認をとるにはセットバックが必要とのこと。東大の考えや区の条例などを調べて、植物園に影響がないような方法を探っていきたい。
・小平都市計画道路問題
2013年の住民投票についての情報公開請求の裁判は、最高裁が上告を受理しなかった。投票用紙の保存の要望書を出したが、すでに廃棄したとのこと。
今後、弁護士と一緒にシンポジウムを開き、市民としてどんなことができるのか考えていきたい。
小平市の市民学習奨励学級に出した企画があたったので、5回にわたりまちづくりを考える勉強会を開催する。
次回の定例会
11月28日(土)13:30~ 調布市市民プラザあくろす(国領)
以上
10月定例会
10月10日(土)13:30~ 調布市市民プラザあくろす研修室(国領)
景観市民ネット2015年9月定例会議事録
2015年9月12日(土)13:30~ 調布市市民プラザあくろす(国領)
出席者10名
・事務局から
井上さんから
①8月末福島へ行ってきた。原発被害者の会の人や裁判をやっている人、浪江町の会長の話を聞いた。現地を回って問題点を考えた。
②狛江のまちづくり委員会の委員になる。建築紛争だけでなく、狛江のまちづくりについても考えていきたい。
③明大前駅前(世田谷区)の問題について。大型再開発に対して住環境を守るため、地区計画の提案を考えている住民の動きもある。
大西さんから
①6月の市民集会に来てくれた調布の人たちの会の定例会に出席するようになった。毎月11日の調布駅前広場での集会にも参加している。
②6月の調布の議会に陳情書を提出したが、説明時間に制限があり、真意が理解されず不採択になった。そのことを受けて、9月議会に陳情者と委員会の人と議論する場を設けるよう、また、陳情者の説明を今の5分を10分に増やすよう、二つの陳情書を出した。
議会への具体的な住民参加の方法を市民として開拓していきたい。
③調布のNPOキートスを訪ねて、代表の人にあった。(学校に行けなかったり、食事を満足に取れない若者の世話をする活動をしているNPO。)
④自宅マンションに井戸を掘る計画を進めている。防災訓練等もやっていきたい。
⑤8月30日の国会前のデモに参加した。
⑥9月14日に龍谷大学の学生が21名、国立のマンション問題の勉強に来るので、案内する。
⑦自宅マンションの隣にマンションが建つので、説明会に参加した。
各地の活動報告
・小石川植物園周辺道路問題
次回の裁判は9月18日(金)11:15~ 東京地裁419号法廷
文京区の反論に対して、こちらは環境保護関係の人に意見書を書いてもらって提出した。
現場は、地盤の強度に問題が出てきたので、地盤調査を行った。その結果について区や技術者に聞きに行ったりしている。
新しい基礎の形を検討し設計中で、10月中旬から工事が再開されるらしい。
・渋谷鶯谷
次回の裁判は9月29日(水)14:00~ 東京地裁803号法廷
相手側は設計書しか提出していない。こちらは完了報告書を分析したりしている。
(しかしこれらは建築確認上の違反についての議論で、都市計画法上の違反についての議論には及んでいない。)
・ときわ台
①中央図書館の問題について。移転先の平和公園周辺住民で反対する人たちもでている。区民の声を取り入れていない。今の図書館の跡地利用の問題もある。
②文化財保護活動。ときわ台の歴史を大切にし、いい建物を残していきたい。
③ときわ台駅80周年記念展を10月1日~6日まで企画している。
ときわ台駅舎はときわ台より2年先に建った南宇都宮駅の駅舎と同じデザインであることがわかり、バスツアーを企画して南宇都宮駅を見学してきた。
・末吉さんから
①上原元国立市長の裁判が9月10日に結審した。12月22日に判決。
②自転車でまちづくりの運動を国立でずっとやっている。市内の子供や保護者に改正されたルールを教えたりした。
他の地域の自転車の在り方も調べたりしている。その関係で松本市に呼ばれて行ってきた。
・清水先生から
「震災被災者と足湯ボランティア」(生活書院)の紹介
被災地グッズのサポートをずっとやってきている。適当な販路があったら協力して
ほしい。
・竹居さんから、戸谷さんの本の紹介
「フローの住宅・ストックの住宅 ―日本・アメリカ・オランダ住宅比較論」
戸谷英世 著 井上書院
次回の定例会
10月10日(土)13:30~ 調布市市民プラザあくろす研修室(国領)
以上
『違法建築物除去命令義務付け請求事件』
開廷日:平成27年9月29日(水)14:00
法 廷:東京地方裁判所8階803号
⦿交通 地下鉄・霞ヶ関駅下車
原告はこの建物は構造上も機能上も外観上も「1棟の建物である」と説明しているのに対して、被告の都市居住評価センターは「10棟」は、それぞれの「1棟」の建物はエキスバンションジョイントで結ばれていると説明しているだけで、「1棟」は独立した建物であるという証明をしていない。
被告は設計段階の構造図面を提出して各棟はエキスバンションジョイントで接しているというが、現に完成した建物の図面ではないし、そのような設計をする旨の記載はないうえに、それはこの建築物がエキスバンションジョイントで繋がっているという主張は「一の建物」の説明でしかなく、その主張は一人相撲にほかならない。
この構造上・機能上・外観上からみた「一つの建物」は、建物の地下2階の駐車場、地下1階のエントランスホール、1階と2階が現実に結合しており、この建物は「一の建築物」でることは論議の余地はないが、この事件は構造計算が適正にされたか否かという「重大な違法性」に関わる論点となる。
「渋谷鶯谷町の環境を守る会」
原告 竹居治彦
渋谷区鶯谷町17−1
電話&FAX:03−3476−5521
E−mail:takei@jc5.so-net.ne.jp
次回の定例会について
(8月の定例会はお休み)
9月の定例会
9月12日(土)13:30~ 調布市市民プラザあくろす(国領)